2019/02/14 19:42
昨日は タンナーとは 何か!というお話をしましたが
今日は その中で 重要なキーワード「鞣し」についてお話したいと思います
鞣しをすると 皮は腐らなくなり 字も「革」となり 私たちの身近な素材に変貌を遂げるのだ とご説明しました
それでは 具体的に 「鞣し」とは どんなことをするのでしょう
鞣すには まず 鞣剤が必要です
〇 金属塩系:クロム ジルコニウム アルミニウム 鉄 チタン など錯塩を形成する金属塩
〇 タンニン:植物タンニン 合成タンニン
〇 アルデヒド:ホルムアルデヒド グルタアルデヒド 油
これ以外にも 鞣し効果のある物質はありますが 一般的なものは クロムとタンニン です
ジュテルレザーでは この「鞣し」を最も重要視しております
腐らなくし 耐熱性をもたらし この先 「こんな革を作りたい!」というあらゆる思いを可能にするには 土台作りが 重要です
その他 汎用性を高めるために 収縮性 弾力性 引き裂き強度 型押し性 耐光性 吸水性など その特徴を付与していきます
クロム鞣しは 最も広く用いられている鞣し方法であり 1858年ドイツのナップ氏が クロム明礬を用いた鞣しを行ったのが 最初と言われています その後 1884年にアメリカで 二浴鞣し法という手法(現在では行われていない)が開発されて 工業化がなされました 皮の鞣しの歴史から見ると 比較的新しい鞣し方法です
次に タンニン鞣しは 紀元前の壁画に記されており 最古であることがうかがわれますが その鞣しの機構が解明されたのは18世紀だとされています
木の下に置いてあった動物の生皮を見て 「おっ!皮が腐っていないぞ!」と言ったかどうかは 定かではないけれど それに気が付いた古代人すごい!
私たちは こんな歴史のある お仕事を 受け継いでいます
平成31年2月14日 Happy Valentine! 株式会社ジュテル・レザー 沼田真美子